data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

事納・事始
【ことおさめ・ことはじめ】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 師走

 「納め八日」などといい、昔は一二月八日は、物忌みの日とされ、仕事を休み、一年間の労をねぎらう事納の日とされた。使い古した針、折れた針を豆腐やコンニャクに刺し、針仕事の上達を祈願しつつ感謝・供養する「針供養・針納め・針休め」も、一二月八日(関東では二月八日)に行なわれる。
 事納がすむと正月準備が始まる。地方によって異なるが、関西では一二月一三日が事始(正月事始)の日とされ、茶道・舞踊・演劇・花柳界などでは、事始の餅と呼ばれる鏡餅を持参して、師匠筋に一年のあいさつに行く習慣がある。俳句では事納・事始は冬の季語、針供養は春の季語となっている。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

曜日の順番  七曜の起源と意味  干支紀年法と干支紀日法  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214