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紅葉狩
【もみじがり】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 神無月

 秋の草木の紅葉を愛でること。朝の最低気温が八~九度に下がると紅葉が始まり、低くなるほど深紅に染まる。最も美しいのがカエデ類で、一般にモミジといえばカエデ(とくにイロハカエデ)を指す。イチョウやサクラ、ナラなどの色づきは黄葉と表わされ、野草の色づきは草紅葉と呼ばれる。
 「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 から紅に水くくるとは」(在原業平)。陰陽五行説では秋は西に配当されるそこで、奈良の都の西にある竜田川が紅葉の名所となり、秋を司る女神は竜田姫と呼ばれた。山麓から山腹、山頂へと進んでいく紅葉は、竜田姫が織る錦にたとえられる


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214