data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

早生・中稲・晩稲
【わせ・なかて・おくて】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 長月

 成熟期の遅速によるイネの品種の分類。早生・中稲・晩稲は、初秋・仲秋・晩秋にほぼ対応する。
 イネは三~四月頃に種モミがまかれ、穂が出て受精したのち、乳熟期・黄熟期・完熟期という成熟段階を経て収穫される大部分は九月下旬~一〇月中旬が収穫期の中稲である。早場米として出荷される早稲の成熟期は、中稲よりも一か月以上も早く、千葉県南部では八月中旬に収穫が始まる。冷害対策としても早生種がつくりだされ、明治以降は北海道でも栽培できるようになった。晩稲は中稲よりも二週間ほど遅く、一〇月下旬~一一月初め頃が収穫期となる。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214