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味覚障害と義歯
【みかくしょうがいとぎし】

標準治療病名 > 歯科・口腔外科

 義歯を入れてから食べ物の味が変わったとか、食事が美味しくないという訴えは昔からありました。普段、人々が味という場合には、味蕾(みらい:味を感じる細胞)で感じる甘い、辛い、しょっぱい、苦い、酸っぱいといった味覚だけではなく、匂い、温度、口ざわり、歯ざわり、歯ごたえ、形状、大きさなどの総合的な判断をしています。したがって、部分義歯や総義歯を口に入れることによって、それらの総合的情報がいかに伝わりにくくなったかが問われるわけですが、味蕾味覚に関する生理的な研究はあっても、残念ながら義歯を入れている人の科学的、総合的な研究は少ないようです。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

感冒様症状  併診  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162