不整脈とストレス
【ふせいみゃくとすとれす】
【標準治療】 病名 > 心療内科・精神科
情動ストレスと不整脈が密接に関連していることは古くから広く知られています。日常臨床の場でも、ストレスが誘因となって各種の不整脈が発症あるいは悪化することがよく経験されます。
不整脈の直接の引き金となるストレスとしては、突然の恐怖、怒り、過労、不眠、興奮する競技の観戦などがあげられています。また、心臓は生命活動に直結する重要な臓器ですので、動悸や脈の乱れの症状はすぐに「心臓が止まって死ぬのではないか」という不安を引き起こし、さらにその不安が不整脈を悪化させるという悪循環を形成することがあります。したがって、不整脈の診療にあたっては身体的要因と同様に心理・社会的要因についても配慮するという心身両面からのアプローチが必要です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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