やけど(熱傷)
【やけど(ねっしょう)】
【標準治療】 病名 > 皮膚科
狭い意味では熱によって生じた皮膚の障害をいいますが、広い意味ではアルカリや酸などによる化学熱傷も含みます。皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪の3層に分けられますが、やけどの深さの分類は治療を行う上で大変重要です。表皮のレベルのやけどをI度熱傷、真皮のレベルのやけどをII度熱傷、皮下脂肪に及ぶやけどをIII度熱傷といいます。
深さは、熱源の温度×接触時間で決まってきます。湯たんぽやあんかなどによるやけどは、それ自体は高温でないのに深くなることが多いのは、接触時間が長いためです(低温熱傷)。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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