流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)(小児)
【りゅうこうせいじかせんえん(むんぷす、おたふくかぜ)(しょうに)】
【標準治療】 病名 > 小児科
ムンプスウイルスの感染により起こる病気です。ムンプスウイルスは麻疹(ましん)ウイルスと同じくパラミクソウイルス属に分類されます。ムンプスウイルスは世界中に分布しています。流行は通年ですが、冬から春先にかけて増加する傾向があります。現在の罹患者の大部分は予防接種未接種者です。潜伏期は14~24日くらいです。罹患者との直接の接触や飛沫(ひまつ)・唾液などから感染します。不顕性感染が罹患者の1/3くらいと多いのも特徴で、このため感染経路が不明のこともよくあります。ムンプスウイルスははじめ気道に感染し、このあと血液を介して全身に運ばれ、唾液腺などに感染を起こします。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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