ウイルス性脳炎 単純ヘルペス脳炎
【ういるすせいのうえん たんじゅんへるぺすのうえん】
【標準治療】 病名 > 感染症内科
ウイルス性脳炎は、単純ヘルペス、エンテロウイルスおよびムンプスウイルスの直接的な侵襲による発症とインフルエンザ、麻疹(はしか)、風疹、水痘ウイルスのアレルギー性機転によって発症する場合があります(脳神経:脳炎・髄膜炎の項も参照)。
単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus:HSV)は1型(口部ヘルペス)、2型(性器ヘルペス)に分けられますが、小児・成人の急性脳炎は重篤(じゅうとく)で通常HSV-1に分類されます。2型では良性の髄膜炎、脊髄炎が一般的です。側頭葉・大脳辺縁系が好発部位で、出血性壊死(えし)傾向が強くみられます。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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