下垂体性小人症/成長ホルモン分泌不全性低身長症
【かすいたいせいこびとしょう/せいちょうほるもんぶんぴつふぜんせい】
【標準治療】 病名 > 内分泌・代謝内科
下垂体前葉から分泌される成長ホルモン(GH)の分泌低下によって起こる低身長症です。原因としては、視床下部や下垂体が脳腫瘍(しゅよう)などにより障害を受けている器質性と原因のはっきりしない特発性とがあります。多くは特発性ですが、周産期異常を伴う例が多くみられ、その中には下垂体茎の断裂を認める例もあります。成長ホルモン分泌不全性低身長症には成長ホルモン分泌のみが障害されたもの(GH単独欠損症)とGH以外に他の下垂体ホルモンの分泌も障害されているものがあります。GH以外の下垂体ホルモンの分泌障害を伴う例では、GH欠乏にそれぞれのホルモン欠乏症状が加わることになります。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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