胃ガン
【いがん】
【標準治療】 病名 > 消化器
胃にできる悪性腫瘍のうち、胃の内腔表面をおおう粘膜から生じるものを胃ガンと呼びます。進行とともに胃壁深くガン組織が浸透していき、やがてリンパ節、肝、腹膜などに転移します。そこから全身に広がり最終的に患者さんの生命を奪います。原因はまだ解明されていませんが、ヘリコバクターピロリ菌、喫煙、高塩分食が関係していると考えられています。その発生数は年々減少していますが、依然として男性では最も多く、女性でも乳ガン、大腸ガンについで3番目に多いガンです。胃ガン検診や内視鏡検査の普及により、早期に発見されるものが増えるとともに、内視鏡的治療や外科手術の技術的進歩によりその死亡率は年々低下しています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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