「情趣」に関する成語
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【日本語使いさばき辞典】 >
[鏡花水月(きょうかすいげつ)]鏡に映った花や、水に映った月のように、見えるだけで手にできないもの。詩歌などで、感知されても言葉に言い尽くせないすぐれた情趣のたとえとして使われる。
[情緒纏綿(じょうちょてんめん)]物事に触れて生ずるさまざまな感慨やおもむきがつきまとうこと。「情緒」は「じょうしょ」とも読む。「纏綿」は絡みつくこと。
[神韻縹渺(しんいんひょうびょう)]きわめてすぐれたようす。また、詩文などが非常にすぐれており、不思議なおもむきを漂わすことをいう。
[風流韻事(ふうりゅういんじ)]優美なおもむきや味わいのある遊び。自然に親しみ詩歌を作って遊ぶこと。「韻事」は風流な遊びの意。《類》「風流三昧(ふうりゅうざんまい)」
[文人墨客(ぶんじんぼっかく)]詩文や書画など、優雅なおもむきのあるものに親しむ人。「墨客」は、「ぼっきゃく」とも読み、詩文や書画にすぐれた人のこと。
[余韻嫋嫋(よいんじょうじょう)]心に残るおもむきや味わいなどがいつまでも続くこと。「嫋嫋」は、音や声が細く長く続くさま。出典は蘇軾(そしょく)『前赤壁賦(ぜんせきへきのふ)』。
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