「寺社」に関する故事・ことわざ
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【日本語使いさばき辞典】 >
[伊勢(いせ)へ七度(ななたび)熊野(くまの)へ三度(みたび)]あちこちの神社に何度もお参りに行くこと。信仰心の厚いことのたとえ。この後に「愛宕(あたご)様(さま)へは月参(つきまい)り」と続けて言うこともある。
[牛(うし)に引(ひ)かれて善光寺詣(ぜんこうじまい)り]昔、信仰心のあまりない老婆が、干して置いた布を牛が引っかけて逃げて行くのを追って行くうちに善光寺に至り、これが機縁で熱心に善光寺にお参りに行くようになったという故事によるもので、自発的でない行いでも、結果的によい方向に導かれることがあることのたとえ。
[京都(きょうと)の人(ひと)に寺(てら)の自慢(じまん)するな]京都にはいわれもあり立派な寺が多いので、自分の土地の寺の自慢をしても京都の人には感心してもらえないからやめた方がよいということ。
[京(きょう)に多(おお)きものは寺(てら)と女(おんな)]京都には有名な寺と美人が多いということ。
[葷酒山門(くんしゅさんもん)に入(い)るを許(ゆる)さず](⇒「ゆるす・ゆるし」510ページ)
[尊(たっと)い寺(てら)は門(もん)から知(し)れる]人びとが大勢参詣に訪れる由緒ある寺は、門構えからして立派であって、厳粛な宗教心に駆り立てられるということから、価値のあるものは外見だけでも分かるというたとえ。
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