全集・叢書などからみた「書物」
【】

[一冊一冊を単独に刊行した]単行本(たんこうぼん)
[ある分野の事項をすべて集めた、また、欠けた部分のない完全な]全書(ぜんしょ)
[ある人のすべての著書を集めた、また、同じ種類、同じ年代の著書を集めた]全集(ぜんしゅう)
[同じ傾向・同じ種類・同じ形で編集され、続けて出された]叢書(そうしょ)・双書(そうしょ)・ライブラリー
[一つの決まった主題のもとに書物を系統的にまとめたもので、叢書のようなもの]大系(たいけい)
[数冊から成る書物の一冊]編(へん)・篇(へん)
[全集などで全部CID(7975)っている]完本(かんぽん)・全部(ぜんぶ)・丸本(まるほん)
[一CID(7975)いのうち、冊数の一部分が不足した]端本(はほん)・零本(れいほん)
[巻数がCID(7975)っていない。全集・叢書などのうち欠けている巻]欠本(けっぽん)・闕本(けっぽん)
[多くの論文を一つにまとめた]論叢(ろんそう)・論纂(ろんさん)・論集(ろんしゅう)
[すぐれた詩歌・文章などを選び集めた]CID(7716)集(せんしゅう)・CID(7716)集(せんじゅう)・アンソロジー
[ある人の著作の中から代表的なものを選び集めた]選集(せんしゅう)
[詩歌や文章などの作品を集めて編集した。また、一家または諸家の漢詩文を集めた]文集(ぶんしゅう)・文集(もんじゅう)
[多くの著作の中からある目的・意図で選び出した一連の]選書(せんしょ)
[小形で携帯して読むのに便利で安価な叢書]文庫(ぶんこ)・新書(しんしょ)
[一つの書物を何冊かに分けること。また、分けた]分冊(ぶんさつ)
[付録として別に刊行する。また、別に綴じた]別巻(べっかん)