郢書燕説
【えいしょえんせつ】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 漢籍精通の博聞強記
こじつけて、もっともらしく説明すること。楚の国の都・郢の人が、燕国の大臣あてに手紙を口述筆記させていたとき、灯が暗いので”燭を挙げよ”といった。それを手紙の言葉とかん違いした書記は、そのまま”挙燭”と書き入れてしまった。燕の大臣はこれを読み、挙燭とは明を尊重せよということ、すなわち賢人を召し抱えよということだ、とこじつけて理解し、早速、王に勧めて実行したところ、国がよく治まった、という故事。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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