樽俎折衝
【そんそせっしょう】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 漢籍精通の博聞強記
武力を用いないで、立派な外交交渉を成すたとえ。談判、駆け引きの意。樽は、酒だる。俎は、肉の料理をのせる台。合わせて宴席のごちそう。折衝は、衝車(兵車)の攻撃を折くこと。宴席で酒をくみかわしながら外交談判を行ない、武力を用いないで、兵車をくじくこと。「折衝」の語源。春秋時代に名高い斉の名相晏相国の外交手腕をたたえる話。「樽俎の間を出でずして、千里の外に折衝するとは、それ晏子の謂なり」とある。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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