得隴望蜀
【とくろうぼうしょく】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴
「隴を得て蜀を望む」と読む。人間の欲にはキリがないということ。後漢の世祖光武帝は、隴西(甘粛省)を平定し、さらに蜀(四川省)を望んだとき「人生足るを知らず、既に隴を得て、また蜀を望む」と、その雄図を語った。それから二百年後、いわゆる”三国”群雄割拠の時代、魏王となった曹操は「余は光武帝ではない、隴は手に入れた、この上なんで蜀を望むことがあるか」と語った故事による。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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