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得隴望蜀
【とくろうぼうしょく】

四字熟語の辞典四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴

隴を得て蜀を望む」と読む。人間の欲にはキリがないということ。後漢の世祖光武帝は、隴西(甘粛省)を平定し、さらに蜀(四川省)を望んだとき「人生足るを知らず、既に隴を得て、また蜀を望む」と、その雄図を語った。それから二百年後、いわゆる”三国”群雄割拠の時代、魏王となった曹操は「余は光武帝ではない、隴は手に入れた、この上なんで蜀を望むことがあるか」と語った故事による。
十八史略』巻三。『後漢書』岑彭。
望蜀。欲に限りなし。


日本実業出版社
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎

日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。

出版社: 四字熟語の辞典[link]
編集: 真藤 建志郎
価格:1467
収録数: 1000語314
サイズ: 18x13x2cm
発売日: 1993年8月
ISBN: 978-4534020482