漱石枕流
【そうせきちんりゅう】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴
「石に漱ぎ流れに枕す」と読む。本来は「流れに漱ぎ石に枕す」というべきところを、いい誤ったのに、こじつけて誤りを認めなかった故事からきた。負け惜しみの強いこと。また、こじつけのうまいたとえ。「さすが」という言葉に「流石」を当てはめたのも、ここから。夏目漱石の号も、もちろんこれを取ったもので、自分の考えは、こじつけや負け惜しみが多いという寓意を含んでいる。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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