口中雌黄
【こうちゅうしおう】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
一度言ったことを、すぐ改めること。また詩文を添削すること。雌黄は、硫黄と砒素の化合物で、粉末にして黄色の絵の具や顔料に用いた。昔の書物は黄紙を用い、誤字があるとこれで塗り消し、その上に加筆した。口の中に字を塗り消す黄色の絵の具を持っているということで、自分の意見や言論に誤りや不適当な所があるときには、訂正するという意味。そこから、文章や詩歌の添削の意も出てきた。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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