鶏口牛後
【けいこうぎゅうご】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 事業経営は創業守成
「寧ろ鶏口と為るも牛後と為るなかれ」という。たとえば、小さくとも”社長”のほうが、大会社の一員よりましだというときに使う。この言葉につられてスピンアウトし、失敗した”鶏口”は数知れない。独立は慎重に。戦国時代、雄弁家蘇秦は、七大国のうち特に強大な秦に対抗するためには、残り六国が団結して向かうより手はないと考えた。そこで六国を説いて歩き”合従”を実現した。このときの口説き文句がこれ。「秦に仕えることは牛のしっぽにつくことだ」と、臣従より、独立の意義を強調した。そして、六国の首相を兼ねるところまで出世した。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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