data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

家書万金
【かしょばんきん】

四字熟語の辞典四字熟語 > 女性讃美の美辞麗句

家書万金に抵る」という。孤独な旅先、異国での生活で、家族から来る手紙は、まさに万金の値打ちに相当するほどうれしいということ。有名な唐の詩人杜甫は、安禄山の乱で捕えられ、翌年(七五七年)脱走した。都長安に囚われの身となっていたとき、戦乱に荒れ果てた都の春をいたんで作った、かの有名な詩の中の一句。家書は妻または家族からの手紙。抵は当と同じ。
杜甫「春望詩」。「国破レテ山河アリ、城春ニシテ草木深シ。時ニ感ジテハ花ニモ涙ヲ濺ギ、別レヲ恨ンデハ鳥ニモ心ヲ驚カス。烽火三月ニ連ナリ、家書万金ニ抵ル。白頭掻ケバ更ニ短ク、渾テ簪ニ勝ヘザラント欲ス」


日本実業出版社
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

磨斧作針  協力同心  春風満面  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎

日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。

出版社: 四字熟語の辞典[link]
編集: 真藤 建志郎
価格:1467
収録数: 1000語314
サイズ: 18x13x2cm
発売日: 1993年8月
ISBN: 978-4534020482