バスタ新宿
【ばすたしんじゅく】
【時事用語のABC】 社会 > インフラ・公共施設
2016年(平成28年)4月4日開業の日本最大級の交通ターミナルの愛称。正式名称は「新宿南口交通ターミナル」。愛称は公募の結果1733件の中から決定され、バス&タクシーや、バスがスター(星)状に各地に放射するなどの意味が込められている。
国土交通省主体の「新宿駅南口地区基盤整備事業」の一環として「新宿交通結節点」を整備したもので、東京のJR新宿駅周辺に分散していた19箇所の高速バス停留所を南口地区に集約。鉄道駅や高速バス・タクシー乗降場なども含めた施設の誕生となった。
1階部分がJR新宿駅ホーム、2階にバスタ新宿への出入口として改札などの駅施設、3~4階はタクシーやコミュニテイバス乗り場、高速バスターミナルとなる。また3階には東京観光情報センターが設けられ、宅配や手荷物預かり、旅行商品・イベントチケットの販売や外貨両替のサービスを提供する予定。
バスタ新宿に乗り入れるバス事業者は当初から118社にのぼり、高速バスの発着は一日に最大1625便となる。発着するなどバス停や発着便の数は日本一となる。
2006年の着工以来10年の工事期間を経て完成となった。分散していたバス停の集約と、歩行者導線の整備により、電車からバスへの乗り換えの便利さが飛躍的に高まる。
ちなみに新宿駅は新宿区と渋谷区に跨っており、甲州街道(国道20号)の南側にある「バスタ新宿」は渋谷区(千駄ヶ谷5丁目)に位置している。
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