トランスフォーマー
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「トランスフォーマー」は男児向け玩具および、そこから派生した映像作品や漫画、ゲームなどのメディアミックス企画の総称である。祖形は日本の玩具メーカーが出していた変形ロボット玩具である。この玩具を米国展開させるにあたり、販促用TVアニメ番組として「THE TRANSFORMERS」が企画された。これが北米を中心に大ヒットし、日本に逆輸入されたのが邦題「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」である。アメリカでは1984年から、日本では1985年から放送された。この「THE TRANSFORMERS」は、作画を主に日本の東映アニメーションが担当している。このような経緯から、「トランスフォーマー」シリーズは日本生まれであると認識する向きもあるが、改めて整理すると・キャラクター原案(玩具の企画デザイン)と、アニメーションのメイン作画が日本・番組企画とストーリー脚本、アニメーション演出はアメリカとなる。ストーリーを簡単にいうと、宇宙のロボット生命体が善悪の陣営に分かれ、意思をもって抗争を繰り広げるというものである。特徴は、「TRANSFORMER」の名のとおり、ロボットが乗り物などの姿に「変形」することである。2007年にはハリウッドで満を持して実写映画化され、大きな話題を呼んだ。監督は『アルマゲドン』など娯楽大作を手がけることの多いマイケル・ベイ。80年代にアニメ作品に熱中していた世代が大人になっており、この層が観客としてもスタッフとしても中心になったと思われる。実写版は好評を博し、現在シリーズ第4弾『トランスフォーマー / ロスト・エイジ』が公開中である。
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