概算要求基準
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予算の概算要求で各省庁に与えられる予算の基準
各省庁から予算の概算要求を受ける前に、あらかじめ財務省が省庁ごとに予算の上限を設定する。天井という意味の英単語で、シーリングともいう。
小泉内閣時に策定した「骨太の方針2006」では、公共事業関係費の3%削減や社会保障費の2200億円圧縮などを定め、概算要求基準の上限を引き下げていくことで、歳出の膨張を抑える効果がある。
政府は3日夜の臨時閣議で2009年度予算編成の基本方針を決定した。その中で、概算要求基準の一時的な凍結を要求した自民党に配慮し、原案段階の概算要求基準で「堅持する」と表現していた部分について「維持する」に弱めた。
今後、年末にかけて、来年の通常国会に提出する政府予算案が決定される。
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