株券電子化
【かぶけん・でんしか】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > アーカイブ
上場企業の株券を電子データに切り替えること
2004年に成立した「社債、株式等の振替に関する法律」に基づき、上場企業約4000社の約3800億株分の株券について一斉に電子化すること。現在、2009年1月を目標に株券電子化の実施に向けた準備が進められている。
株式の発行と引き替えに株主に引き渡される株券は、手元で保管すると紛失や盗難などのリスクがある。そこで、現在では発行株式数の約8割は証券保管振替機構に預託されるなど、口座で売買取引などを管理している。
株券電子化によって、これまで自宅などで保管されてきた株券は、株主名簿上の株主の名義で、発行会社が設定する「特別口座」において管理されるようになる。いわゆる「タンス株」のまま保管を続けると、株券電子化の実施と同時に紙の株券は無効となる。
2009年1月の株券電子化に向けて、年末年始にかけて企業の新規上場や合併、公募増資などに一定の制限が加えられる。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「時事用語のABC」時事用語ABC編集部 |
|
今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。 |
|
出版社:
時事用語のABC[link] |