万能細胞
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人工多能性幹細胞(iPS細胞)
ヒトの体を構成するさまざまな組織に成長する能力を持つ細胞のこと。患者の皮膚から移植用の臓器を作製できる可能性があり、再生医療への応用が期待されている。
iPS細胞は、受精卵を壊して作成する胚性幹細胞(ES細胞)とは異なり、ヒトの皮膚など体細胞に複数の遺伝子を組み込んで生成する。患者と遺伝情報が全く同じ細胞を複製できるため、脊髄損傷などの細胞移植治療の実現に向けて実用化が期待されている。
京都大学の山中伸弥教授の研究グループは20日、米科学誌セル(電子版)にヒトの皮膚から万能細胞を作ることに成功したと発表した。また、米ウィスコンシン大も同日、米科学誌サイエンス(電子版)に同様の成果を発表した。
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