多選禁止条例
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知事について一定回数以上の任期を禁止する条例
現行制度では、1期4年の知事の任期は、住民による首長選挙で当選を重ねる限り、何期でも都道府県の知事を務めることができる。
大きな権限のある知事には、多選によって権力の腐敗が起きやすい構造的な問題が指摘されてきた。これまで、法律や条例の規定に基づくのではなく、知事の判断によって多選を理由とする任期満了で、次期知事選への出馬を見送るケースがあった。
神奈川県の松沢成文知事は、知事の任期を3期12年までに制限する多選禁止条例を提案し、12日の県議会において賛成多数で成立した。多選制限の根拠を定める国の法律が成立するまで施行は凍結するとの条件つきだが、明確に禁止を規定する条例の制定は、全国で初めてとなる。
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