ネットカフェ難民
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格安のインターネットカフェなどに宿泊する人たち
24時間営業のインターネットカフェや漫画喫茶など格安の料金で夜を過ごせる場所に宿泊する。若者が多く、日雇い派遣といった非正規雇用など不安定な雇用環境で生活を維持している。
東京都内には一晩2000円以下で宿泊できるナイトパックを提供するネットカフェが存在する。シャワーを使えるネットカフェならば格安の料金でビジネスホテルと同じ程度のサービスを受けることも可能となっている。
ワーキング・プア(働く貧困層)と呼ばれる低賃金の労働者にとって、家賃の高い地域ではアパートの賃貸借契約に要する資金を準備できないことが多い。一方、格安の料金でインターネット接続サービスや24時間営業のサービスを提供するネットカフェの存在は、日雇い派遣の情報源としても利用でき、ネットカフェ難民の拠点とされている。
厚生労働省は、ネットカフェ難民を新たな貧困問題として捉え、実態調査に乗り出す方針を決めている。
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