JR無料パス
【JR・むりょう・ぱす】
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全国のJR路線を無料で利用できる乗車証
国会議員が公務でJR6社の鉄道路線を利用するときに、改札口で提示すれば自由に乗り降りできる。月100万円の文書交通通信滞在費とは別枠で支給されている。
国会議員は、(1)JR無料パスのみ、(2)JR無料パスと東京-地元間の月3往復分の航空券、(3)東京-地元間の月4往復分の航空券のいずれかを選択して交付を受けることができる。JR無料パスは1年間有効で、国会議員としての在職中、毎年4月に発行される。
毎年、衆議院と参議院からJR6社に無料パスの購入費として約5億円が支払われている。1987年にJRに民営化される前の国鉄時代には、国鉄側の持ち出しだった。
JR以外の私鉄に乗車できる民鉄乗車証は、私鉄側の厚意によって発行されてきたが、今年10月から一部の私鉄が経営難を理由に便宜供与を取りやめている。
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