GSM
【じーえすえむ】
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第2世代の携帯電話における無線通信方式のひとつ
国境を越えて通信するための統一規格としてヨーロッパで策定され、1992年からサービスが始まった。現在では、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オセアニアなど、130を超える国でGSMネットワークが整備されている。携帯電話の通信網としては、事実上の世界標準(デファクトスタンダード)となっている。
GSMは携帯電話の統一規格として始まったため、GSMを採用した国同士では、国境を越えても自分の機種で携帯電話サービスをそのまま利用できる。
それに対して、日本の携帯電話の通信網の場合、GSMには対応していない。このため、通話が国内に限られていて、一般に海外での使用ができない。海外で携帯電話を使うには、GSM対応の海外専用端末を携帯電話会社からレンタルして使用することが多い。
その解決策として、GSM兼用搭載機種が考案され、一部の機種では実用化されている。これは1台の携帯電話に、国内網対応チップと海外用GSM対応チップの両方を備えるというもので、国内外で両用することができる。
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