LBO
【レバレッジド・バイアウト】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > 経済
小さな企業が相手の信用力で大きな企業を買収すること
買収の対象となる企業の資産を担保にして資金を借り入れ、その資金によって企業を買収すること。自己資金が少なくても企業を買収できる方法のひとつ。
A社がB社を買収しようとするとき、B社の資産を担保に銀行などの金融機関から借り入れた資金を使って過半数の議決権株式を取得する。買収に成功したとき、B社の資産を借入金の返済に充てる。
金融機関は、A社によるB社の買収がほぼ間違いなく成功すると見込むと、リスクの低い融資として資金を貸し出しやすい。一方、A社にとっては、手持ち資金がなくても大きな企業を買収できるメリットがある。
LBOは1970年代のアメリカで始まった。ちなみに、レバレッジとは「てこ」のことで、LBOは「てこ」の原理を用いて小さな企業が大きな企業を買収するという意味で使われている。
ライブドアがフジテレビ買収に向けて、LBOで3000億円の資金調達を検討していることが報道された。
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