data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

公的資金
【こうてきしきん】

時事用語のABC時事用語アーカイブ > 経済

最終的には税金を根拠とする国の資金
金融市場などで調達される民間資金に対し、政府部門から拠出される資金のことを公的資金という。一定の政策目標の達成のために使われることが多い。
不良債権の処理などによって経営が圧迫されている銀行の資本には、一部に公的資金が入っている。普通株よりも配当などを優先的に受けられる代わりに、株主としての議決権がない「優先株」を国が引き受けているのだ。
公的資金を注入する目的は、銀行の自己資本比率に対するBIS規制を守るため。銀行の資産査定や担保評価を厳しくすると、自己資本比率の低下が心配されることから、公的資金の注入論議に結びついている。
銀行に対する公的資金の注入は、これまでに2度ほど行われた。1回目は1998年のことで、大手銀行など21行に約2兆円が注入された。その後、公的資金の注入を受けた日本長期信用銀行(当時)と日本債券信用銀行(当時)が一時国有化されるなどの事態に至ったため、1999年に2回目の公的資金の注入が行われた。このとき、大手銀行など15行に対して約7兆円の規模だった。


時事用語のABC
「時事用語のABC」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

園遊会(2014年春)と招待者  光熱水費  著作権ロンダリング  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「時事用語のABC」時事用語ABC編集部

今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。

出版社: 時事用語のABC[link]
編集: 時事用語ABC編集部
価格:
収録数:
サイズ:
発売日:
ISBN: