ホット用ペットボトル
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ホット向けの容器として開発されたペットボトル
お茶やコーヒーなどのホット・ドリンク向けの容器として開発された。再びキャップできる携帯性の良さで有利なペットボトル容器を温かい飲み物に使えるようにしたもの。
缶飲料では一度開栓すると再びふたをすることが難しいが、ペットボトルはこのような携帯性の良さが受けて、広く消費者に受け入れられている。ところが、従来のペットボトルは温かい飲料に使うには不向きだった。加温によって酸素が容器を通過してしまい、品質劣化の問題を引き起こすので、商品としては使えなかった。
2000年10月に初めてホット用ペットボトルを市場に出した伊藤園は、飲料の品質を保つ酸素バリアー技術を使って、温かいペットボトル飲料の先導役となった。コンビニエンス・ストアなどの店頭向けに「ホットウォーマー」と呼ばれる保温機を無料で貸し出し、シェアを大きく広げている。
消費者には、容器が熱くならないので持ちやすくて飲みやすいと評判で、キリンビバレッジやアサヒ飲料など他の飲料メーカーもホット用ペットボトルの熱い戦いに参入している。
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