政治団体
【せいじだんたい】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > 政治
政治活動のため、総務省に届け出て設立された団体
政治上の主義・主張を展開したり、特定の政治家を支援したりといった政治活動をするために組織された団体のこと。その典型である政党から小規模な地域団体まで幅広い。
寄付(献金)の受け取りや支出のできる政治団体は、総務省に届出をすれば誰でも自由に設立することができる。現在、総務省に設立の届出があった政治団体は、全国で5000団体を越えている。政党をはじめ、政治資金団体、後援会などその他の政治団体がある。
政治資金規正法は、すべての政治団体の会計責任者に対して、政治資金収支報告書の提出を義務づけている。公表された日から3年間は、総務省または各地の選挙管理委員会で収支報告書を閲覧することができる。この収支報告書に書くべき事項を記載しなかったり、あるいは嘘の記載をしたときは、会計責任者が刑事上の責任を問われることもある。
1994年の大きな制度改正によって、政治家個人への献金を受け付ける窓口は、その政治家が代表となっている政治団体の中からあらかじめ指定された一つの資金管理団体に限られることになった。
一部の政治団体が政治家の不透明なカネの隠れ蓑(みの)になっているとの指摘もある。
▲関連キーワード「政治資金規正法」
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「時事用語のABC」時事用語ABC編集部 |
|
今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。 |
|
出版社:
時事用語のABC[link] |