広島名産柿羊羹 祇園坊[平安堂梅坪]
【ひろしまめいさんかきようかん ぎおんぼう】
【全国五つ星の手土産】 中国 ＞ 広島県
広島名産といえば海のカキ。が、実は柿の産地でもある。西条柿がよく知られ、それよりもひと回り大きい祇園坊は干し柿に最適とされる。ふっくらとした果肉に上品な甘みが特徴で、最高級品として徳川将軍家にも献上されたという。それを羊羹に仕立てたのが、広島名産柿羊羹 祇園坊だ。
手間ひまかけて丁寧に作った干し柿を、さらにじっくりと糖蜜漬にして、羊羹に刻み入れる。羊羹自体も備中産白小豆を使って練り上げた上質のもの。淡い柿渋色の羊羹はほのかに柿の香りがして、すっきりと食べやすい。平安堂梅坪は大正７年（１９１８）、柿羊羹本舗として創業した。それだけに柿への思い入れは深く、柿の木から育てるこだわりようだ。祇園坊より廉価な柿羊羹も数サイズを用意。つぶ餡入りのつややかな吾作饅頭はじめ季節の和菓子から洋風菓子までいずれも素材の味が生きている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子／選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を，伝統，味，地元定着度，地元推奨度，全国的知名度などの観点から厳選して紹介する，まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社：
全国五つ星の手土産[link] |
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