月世界[月世界本舗]
【つきせかい】
【全国五つ星の手土産】 北陸・甲信越 > 富山県
明治30年(1897)、初代の吉田栄吉が、創業と同時に代表銘菓である月世界を創案。現在は三代目当主の栄一さんが社長を務める。月世界は、暁の空に浮かぶ淡い月影をイメージして創られたもの。最上の和三盆糖と白双糖、新鮮な鶏卵を材料に使い、口の中でさらりととろける独特な風味が特徴だ。日本茶やブラック・コーヒーにも合うというが、確かに、和風でありながら洋風な趣も感じられる。現代に通じる明治のモダンなお菓子といえよう。国際的にも評価が高く、ロンドンの国際菓子博でグランプリを受賞している。
このほか、同店では富山置県100周年を記念して昭和58年に発売された、まいどはやも評判。こちらは鶏卵と砂糖を原料として、柚子の香りをきかせたマシュマロ風のお菓子。郷土玩具の土人形入り贈答箱がおみやげとして人気を集めている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |