data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

ひら井
【ひらい】

東京五つ星の鰻と天麩羅泥鰌の名店厳選5軒 > 墨田区

明治36年(1903)の創業以来現在まで、変わらず天然どじょう一本で商いをつづける。扱うどじょうは青森・茨城・千葉県産など。ところが3代目当主の平井太朗さんは、ちょっとユウウツそうな顔でこう話す。

「昔は、産地まで指定して問屋に注文したものなんですが。今は米を育てるとき、田んぼに化学肥料を撒くし、冬に水を張らなくなったでしょうだから田んぼにどじょうが住めないんですよ。数が激減して、天然どじょうの確保は大変です。うちもそろそろ、輸入の天然ものか国産の養殖ものかなぁ」

さて、そんな貴重な天然どじょうを使う当店の名物が、どぜうくりから焼きだ。開いて頭と骨、肝と腸を残して串を打ち、たれにつけてこんがり焼いたもの。独特の苦みが日本酒によく合う。つまみならどじょうの天ぷらもいい。以前はどじょうひと筋だったが、今では「どじょう嫌いが増えたから」と、きす、あなごなど魚介の天ぷらもいろいろそろう。


東京書籍
「東京五つ星の鰻と天麩羅」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

稲ぎく 半蔵門本店  伊せ喜(閉店)  七丁目京星  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

東京五つ星の鰻と天麩羅

鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。

【この辞典の書籍版説明】

「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選

鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。

出版社: 東京五つ星の鰻と天麩羅[link]
編集: 見田盛夫/選
価格:1728
収録数: 102軒262
サイズ: 19.8 x 12.2 x 1.8cm
発売日: 2007-07-01
ISBN: 978-4-487-80161-9