てんぷら みかわ
【てんぷら みかわ】
【東京五つ星の鰻と天麩羅】 天麩羅の名店厳選52軒 > 中央区
店主の早乙女哲哉さんは、15歳のときに栃木から東京へ出てきた。「すし屋に勤めることになっていたんだけど、すし屋に行く前に天ぷら屋で食事をしたら、おやじが代金をとらないんだよ」。主人に説得され、そのまま天ぷら屋で働くことになり、この道へ。そして、14年の修業ののち29歳で独立した。
店は新大橋通りから西側へ数メートル入った路地裏にあり、8名座れるカウンターとテーブル3卓の小上がりだけとこぢんまりしている。「料理の腕の良し悪しは水分コントロールができるかどうか。これをこなせる人が料理人ですよ」。多くの食通たちを唸らせてきた名人の揚げる天ぷらは、長年の経験と努力の結果が凝縮されている。器は、師であり知己であったという故浅野陽氏の作品を惜しげもなく使う。
『天ぷら道楽』『名人の仕事』などの著書があり、エッセイも手掛ける早乙女さんは書道も達者。壁に貼られた品書きには個性的な文字が躍っている。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選 |
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鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。 |
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出版社:
東京五つ星の鰻と天麩羅[link] |