赤坂 ふきぬき
【あかさか ふきぬき】
【東京五つ星の鰻と天麩羅】 鰻の名店厳選40軒 > 港区
赤坂通りに面して建つ、粋な紅殻色の建物が目を引く。大正12年(1923)に創業し、名古屋名物のひつまぶしを関東でいち早く紹介した店として知られる。
著名人にもファンが多い人気のひつまぶしは、本場名古屋とは趣を変えて、関東風に蒸したうなぎを使うのが特徴だ。まずはふっくらした身の蒲焼本来の味を楽しみ、2杯目はのりやねぎなどの薬味を混ぜて味わい、おしまいはだしをかけてさっぱりとお茶漬け風にいただく。
厨房を預かる楠俊和さんはこの道40年。味の決め手は、活きうなぎを毎朝割く新鮮さと、先代から受け継いだたれにあるという。伝来のたれは甘すぎず辛すぎず、かつ後味がよく、気持ちよく箸が進む。
夜には、きも焼などをつまみながらこの店オリジナルの日本酒を傾け、最後にうなぎで締める客が多い。清潔な店内は明るく、女性店長の応対も和やかで、女性一人でも入りやすい。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選 |
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鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。 |
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出版社:
東京五つ星の鰻と天麩羅[link] |