登亭 銀座八丁目店(閉店)
【のぼりてい ぎんざはっちょうめてん】
【東京五つ星の鰻と天麩羅】 鰻の名店厳選40軒 > 中央区
現在の千住青果市場(足立区)内に、天保8年(1837)に創業した川魚問屋・中市が登亭の前身。戦後間もないころに兼業してうなぎ屋を始めた。当時の6代目店主・田中隆光さんが、高級化につれて時間も長く待たされるようになったうなぎ料理を、一般の人々に安くおいしく、待たされることなく楽しんでほしいと考えたのがきっかけという。
「6代目はうなぎ料理の革命児といわれた人。あらかじめ下ごしらえを済ませておき、注文を受けたらすぐに焼いて出したそうです」と料理長の澤柳和夫さん。今では当たり前でも、当時としては画期的な方法だった。川魚問屋の強みを生かして、料理を安く提供できたのも成功の一因という。
登亭は都内に7店舗あり、ここ銀座八丁目店の開業は平成11年。「安くおいしく」をモットーとした6代目の心を継いだ、一日100食限定のお得な特製ランチ丼が人気だ。由緒ある中市の屋号は現在、登亭の仕入れ部に受け継がれている。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選 |
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鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。 |
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出版社:
東京五つ星の鰻と天麩羅[link] |