ミッキーマウス
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 そーだったんだ! > フィクション
世界でいちばん有名なネズミといえば、言わずと知れた「ミッキーマウス」である。そして、世界でみんなに愛されているネズミでもある。
これはウォルト・ディズニーがまだ無名の頃に、飼っていたネズミがモデルになっている。ウォルト・ディズニーは最初そのネズミに「モーティマー」という名前をつけている。語感からも覚えにくいし、親しみのわく名前ではなかった。「ミッキー」という名前は、ディズニーの夫人の助言によるものである。
「ミッキー」は「マイケル」という名前の愛称だ。「マイケル」という名前は、大天使ミカエルが語源である。天使はカトリックの信仰の象徴であったために、宗教改革以降、人気が下火になった。しかし、アイルランドだけは変わらずカソリック信仰に熱心だったため、アメリカに移住してきたアイルランド人は、ひどい差別を受けたということだ。そのことがきっかけで、「マイケル」はアイルランド人を侮蔑するときに使われたのである。
しかし、この新しく誕生した人気者がそんな過去の暗いエピソードを払拭した。「ミッキー」は今や、誰からも愛される名前なのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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