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頬杖
【東京雑学研究会編】

雑学大全ヒトの不思議 > 人体

男性は、女性の髪の毛をかき上げるしぐさが好きだといわれるが、それと並ぶくらい男性に人気があるのは、女性の頬杖姿だとか。髪の毛をかき上げる形に、色っぽさを感じ、物おもいにふける頬杖姿に思わず口説きたくなるという。
確かに、ぼんやり考えごとをするときは、女性ならずとも頬杖をついていることがある。そのポーズは、どこか心に隙があることを相手に感じさせる。それもそのはず、頬杖というのは、その人が誰か話し相手、特に甘えられる相手を無意識のうちに求めていることを表すしぐさといわれているのだ。
頬杖というのは、自分の手のひらで自分の頬を支える姿勢だ。寂しい、心細い、泣きたい、どうしていいかわからないなど、自分が頼りなく思えたとき、自分で自分を支え、慰めようとして、つい頬杖をついてしまう。
子どもの頃は、不安になっても守ってくれる親がそばにいた。寂しければ声をかけてくれるだけでなく、頭をなでたり、抱き上げてくれたり、膝に乗せてくれたりした。大人になっても、寂しいとき、不安になったとき、誰かに同じように触れてほしい感情は湧いてくるのだが、そばには誰もいない。
そこで自分で自分にさわるしかなくなる。これが「自己親密性」と呼ばれる頬杖の正体だったのだ。だから、大人の女性がぼんやり頬杖をついているときは、自分を抱きしめてくれた母親がわりに、恋人を求めていると考えるのは間違いではないわけで、「口説きたくなる」という男性の見方も、正しかったのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473