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ヘモグロビン
【東京雑学研究会編】

雑学大全ヒトの不思議 > 人体

手のひらを太陽に透かしてみれば、真っ赤流れるぼくの血潮・・とは、おなじみの歌であるが、この血液の赤い色、まさに生命の色であるどうして生きている人の血は赤いのだろう
これは赤血球の色、つまり、赤血球の中の鉄分を含んだ「ヘモグロビン」というたんぱく質の色素が、赤い色をしているのであるヘモグロビンは、酸素と結びつくと鮮紅色になる。これが動脈血の色。炭酸ガスと結びつくと黒みがかった赤色になる。これが静脈血の色である
では、ヘモグロビンはなぜ赤いのか? 赤血球ヘモグロビンは、鉄分を含むヘム分子とグロビンというたんぱく質に分かれるが、このヘム分子、実は緑色なのにグロビンと結合すると、青い光を吸収し、赤い光を反射する。それで赤く見えるというわけ。鉄そのものが赤いわけではない。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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出版社: 雑学大全[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473