ヒトラー①
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 ヒトの不思議 > 人物
ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーは、歴史上では一九四五年に自殺したとされている。しかし、一説にはヒトラーはこのとき生き延び、一九五〇年に死んだのではないかとも言われているのだ。
この根拠となっているのが「一二九伝説」である。
これは、英雄ナポレオンとヒトラーに共通な数字で、二人はこの数の縁に結ばれているというのである。例をあげると、ナポレオンが皇位についたのは一八〇四年で、その一二九年後は、ヒトラーがナチス総統の座を占めていよいよ世界に出ていこうとする年であった。また、ナポレオンがロシアに遠征した一八一二年の一二九年後、ヒトラーもまた、同じ地ソビエトに侵攻(一九四一)している。
その縁の不思議を証明するためにも、ヒトラーは一九四五年に死んではいけないのである。しかも、自殺したというが、遺体は発見されなかった。そのために、ヒトラーは死んだ年まで、ナポレオンに結び付けられるはめになったのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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