ナイキ
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 社会 > 企業
超人気のスポーツシューズを次々生み出すスポーツメーカーのナイキ。この名前は、実はギリシア神話の女神の名前だったのである。
ナイキが誕生したのは一九四六年のこと。現在の会長であるフィル・ナイトとビル・バウワーマンが共同出資して創設したブルー・リボン・スポーツ社だ。これがナイキの前身で、小さな運動靴販売会社からスタートした。輸入した靴を売りさばくかたわら、自分たちで新しいシューズ開発を手掛けていた。
それが完成したときに、新商品とともに考案しようとしたのが新社名である。
このとき採用されたのがギリシア神話の勝利の女神「ニケ」を英語読みにした「ナイキ」だったのだ。作ったシューズがスポーツ選手の守り神にもなるようにと、選ばれたのだという。
そして、同時に作られたロゴは、女神の翼のような「スウッシュ」マークである。今や世界を席巻したマークではあるが、美術学生であるキャロライン・ダビッドソンの山のようなデザインから残された一つだった。スタッフは満足しなかったというが、一寸先のことは誰にも予測できないものだ。会社は驚くほど成長を遂げ、今や、さまざまなスポーツの世界的ヒーローの胸に、あの気に入らなかったマークがさん然と輝いているのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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