鉄道②
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > 乗り物
鉄道とハムには意外な関係があった。この「鉄道」と「ハム」という何の関係もない二つのものの日本におけるルーツが、実は同じだったのである。
この一見、何の関係もない二つを結ぶのは、ウィリアム・カーチスという人物である。
彼は、イギリス人技師で、新橋、横浜間を走った日本最初の鉄道を建設した。彼はもともと、明治天皇即位時の英国式マナーを教えることと、式典で用いる馬車を造るために来日したのである。そして、初の鉄道建設にも携わったわけだ。
彼は、多分日本がとても気に入ったのであろう。鎌倉に住み、日本女性をめとった。そして、大仕事を終えた後は、日本でホテルを経営したのである。
このとき、目玉商品となったのが自家飼育の牛や豚で作ったハムである。これが日本のハムの始まりとも言われている。
カーチスは鉄道とハムという、全く違ったジャンルで、日本の文化に貢献したのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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