チノパン
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > 服装
綾織のコットンパンツのことをチノパンという。カジュアルシーンでは大活躍のズボンだが、この「チノ」とはどういう意味なのだろうか。
チノパンツはチノクロスから作られているから、その名前がついたのだが、この「チノ」とは実は中国のことである。
第一次世界大戦の頃、綾織のコットンが中国からイギリスに輸出されてきた。これは、今までのギャバジンやポプリンといった布地よりも粗くて丈夫だったために、イギリス軍で使用された。それが、第二次世界大戦になって、アメリカ陸軍の下士官の作業用制服になったのである。戦後は、戦士だった大学生がキャンパスで私服として着用したため、カレッジファッションからカジュアルウェアに定着したのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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