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空①
【東京雑学研究会編】

雑学大全自然 > 天候

絵の具は色を混ぜれば混ぜるほど黒に近い色になっていくが、光はたくさんの色が混ざると透明になっていく性質を持つ。
太陽の光は透明に見えるが、実は赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍、紫の七色が混ざってできている。透明な太陽の光をプリズムガラスなどでできた三角形の分光器)をとおすと、小さな虹が見えるのは、これらの光が分けられるためだ。
昼間、太陽の光が私たちの目に届くまで、地球を取り囲む大気圏(空気の層)を通ってくる。この大気の中には細かい水蒸気や窒素などの粒子がたくさんふくまれて、これらが反射鏡のような役割をして、太陽の光を反射するのだ。
光を構成する色は、それぞれ波長が異なっているため大気中の粒子によって反射される回数もそれぞれ異なってくる。
赤っぽい光は波長が長いため、青っぽい光に比べて粒子にぶつかって反射する回数が少ないだから赤い光は、まっすぐに進むため自分に向かってきたときにしか目に入らず、必然的に目に届く量が少なくなる。
逆に、波長の短い青や紫の光は大気中の粒子にぶつかってあちこちに反射され、地上辺りでいちばん目に届きやすくなっている。
昼間、空が青く見えるのは、たくさん反射された青の光が、ほかの光にくらべて多く目に入るためだ。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473