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族議員
【東京雑学研究会編】

雑学大全社会 > 社会

まるで暴走族のような、ものものしい表現の「族議員」。これは、特定の政策分野に影響を及ぼすことができ、業界や官公庁の両方にパイプのある議員のことを指す。
自民党には「政務調査会」という組織があり、そのトップが政調会長であるそして、その下に各省に対応する部会がある。例えば、農林水産省には「農林部会」と「水産部会」があり、国土交通省には「国交部会」があって、それぞれに所属する人を「農林族」「水産族」「建設族」と呼ぶ。そのほか、「運輸族」「郵政族」「商工族」「文教族」「国防族」「厚生族」などがある。
族議員が問題となっているのは、予算案作りのときである。「自分さえよければ」という発想で、業界や官公庁の利益ばかりを前面に押し出すと、政治が自分勝手なものになってしまう。族議員がいかにもよくないイメージでとらえられるのは、そういうときの発言力の大きさなのだ。
「地元に金を」「懇意な企業に便宜を」という発想で、「族議員」が動くと政治が公のものでなくなってしまうのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473