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シュークリーム
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 食べ物

シュークリームというお菓子を思い浮かべてみてほしい。一体、この形は何に見えるだろうか。答えをいう前に、まずはシュークリームそのものの歴史からお話しすることにしよう。
シュークリーム生まれたのはフランス。こちらでは駄菓子の一種とされており、気軽に食べられる存在なのだとか。おしゃれにナイフフォークが添えられるが、手づかみでガブッと食べた方がおいしいのも、いかにも駄菓子そのものといった感じだ。
さて、このシュークリーム、母国での正式名称は「シュー・ア・ラ・クレーム(chou a` la cre`me)」であるフランス語で「シュー」はキャベツのこと、「ア・ラ・クレーム」は「クリームの入った」という意味になる。このお菓子が日本に入ってきたときに、「ア・ラ」が省略され「シュークリーム」と呼ばれるようになったのである
名前のとおり、答えはキャベツ小麦粉バター、卵でできたシュー生地を焼き上げると、いかにも小さなキャベツのような形ができ上がる。色は違えどキャベツそっくりなので、この名前がついたわけである。焼き上げた生地の側面に穴をあけ、カスタードクリームなどを詰めると、みなさんもよくご存じの人気のお菓子のでき上がりとなる。
細長いエクレアシュークリームの一種。そのほかに、白鳥や花籠の形に焼かれたもの、一口大のプチシュー、たくさんシュークリームを山のように積み上げたクロカンブッシュなどの種類がある。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473