ゴッホ
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 ヒトの不思議 > 人物
印象派の代表的な画家といって、すぐに思いつくのはやはりゴッホであろう。
日本企業が当時のレートで五八億円という高額で、このゴッホの代表作でもある「ひまわり」をせり落としたことは、ご承知のとおりである。なお、そのほかの落札価格は「アイリス」が七二億円、「医師ガシェの肖像」が一二五億円となっている。
ゴッホは、どうやら極端な性格だったらしく、この性格がわざわいして前半生は失恋と失職の連続だった。しかし、幼少の頃から絵を描くことだけには、ねばり強かったゴッホはみごとに画家としてその才能を開花させ、成功をおさめることができたのだ。
さてこのゴッホの死因が自殺であったことは、ご存じだろうか?
この自殺の原因については、いくつかの説がある。
精神に異常をきたしたという説、てんかん発作説、そして、自分の耳を切り落とし、その傷あとが膿んで痛みにたえられなかったという説などである。
そして、一九九一年、今までの自殺説に加えて新しい説が発表された。アメリカの歴史学者アーロン・シェオン氏による弟テオの梅毒説である。
ゴッホは弟思いであり、また弟もゴッホを精神的にも金銭的にも支え続けていた。実に絆のつよい兄弟だったのだ。その弟が梅毒におかされ、すでに末期であることを知ったゴッホは、生きるのぞみを失い自殺したというのである。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
|
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
|
出版社:
雑学大全[link] |